Japan IT Week2025【春】アルメニア出展企業レポート

2025年4月23日~25日に東京ビッグサイトにて開催されたJapan IT Week 春において、UATE及びアルメニア企業出展の「UATE-JICA」ブースが鮮烈な印象を残し、盛況のうちに幕を閉じました。アルメニアの先端ICT技術が日本のIT業界に新たな風を吹き込み、多くの来場者と実りある商談を展開しました。

今回出展のアルメニア企業は日本初上陸であり、欧米大手企業や政府機関との協業実績も豊富な企業が一堂に会しました。AI、ソフトウェア開発、ドローン・衛星技術、Web3など高度な先端技術を有しており、農業、金融、物流、HR、公共セクター、またグローバル受賞歴もある高度なドキュメンテーション管理等、様々な業界や分野で高い評価を得ているサービス・プロダクトが展示されました。


ブースでは、アルメニア企業の競争優位性でもある問題解決力をベースに、単なるハイテク技術の展示に留まらず、日本の企業が抱える具体的な課題解決に貢献する提案が多くの個別商談で展開されました。労働力不足が深刻な分野やアナログ作業における人件費増加、自動検知率の低下等のオペレーションの問題においては、AIを活用した様々な個社別の提案がなされ、来場者である日本企業担当者も高い関心を示していました。また、サイバー攻撃の高度化に対応するための最新セキュリティ技術や、DX推進を加速させるための柔軟なクラウドソリューションも、多くの企業担当者の関心を集めました。


会期中、アルメニア企業のブースは先端技術に対する関心の高さから多くの来場者で賑わい、企業担当者や技術者による商談が多々行われました。特に、AIやWeb3を活用した業務効率化・意思決定支援、ドローン・衛星技術を活かした農業・物流分野のソリューションに対しては、来場者からの具体的な質問や協業の相談が相次ぎ、活発な意見交換が展開されました。商談後には、「初めてアルメニアのテック企業を知ったが、日本の大手企業のシステム開発をしていることは知らなかった」、「シンプルに非常に優秀だと思う」「実際の連携に向けて具体的な話を進めたい」といった声が多数寄せられ、今後の事業連携への期待感が大きく高まりました。


今回、日本初出展となるアルメニア企業も「民間企業だけでなく行政や自治体も関心を持ってもらえたことは収穫であった」、「問題解決型のシステム提案を多くの日本企業が求めていることが分かり、確かな手ごたえを感じた」等、ポジティブなコメントが並びました。今回のJapan IT Weekによる日本初上陸を皮切りに、日本企業が既に欧米を中心にグローバルかつ高度な技術領域で豊富な実績を有するアルメニアのハイテク企業を戦略パートナーとして協業していくことが予想されます。

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